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名誉会長

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長い間、入院中の名誉会長ですが、ここのところ体調が良いので外出許可をもらって久しぶりに一緒に都内見学をしました。


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(錦糸町『三千里』で焼き肉)

3年ほど前に自宅の前で倒れた名誉会長ですが、今年に入ってからはとても快調で、暖かくなったら退院出来る可能性も出てきました。

名誉会長は、現役のころから癲癇の持病があるので(そのために決まりかけていたフラッシュ・エロルデとの世界戦が流れました)、ときどき心肺停止状態になりますが、高齢になっているために、その処置が遅れると大変危険な状態になるそうです。

幸い現在は病院で手厚い看護を受けているので安心です。先日も一旦心肺停止状態になったのですが、すぐに救命処置がとられたため、ことなきを得ました。母も高齢になってきていて老々介護のようになってしまうので、安易な退院は必ずしも好結果にはならないかもしれません。


プライベートな話題になって恐縮ですが、少子高齢化社会に突入した我が国では独り勝又家の問題のみならず、一般論としてもある程度の社会性があるのではないでしょうか?


名誉会長に時代は試合数も多く、防御技術の未発達やファイター同士の打ち合いが求められていたことなどから、引退後のボクサーの健康が害されることも少なからずありました。

そうした時代に選手生活を営み、70戦以上もの公式戦に出場しながら、現在もなおボクシングへの情熱を抱き続ける名誉会長には、いつまでもいつまでも長生きをしてもらいたいものです。

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(昭和37年のボクシング・ガゼット第4号表紙)

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(ランキング表)

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(後楽園ホールの新装広告。「後楽園ジム」と呼ばれていた)


入院後初めて3年ぶりに練習中のジムに立ち寄った名誉会長は、入門時に一から手ほどきをした若松竜太に個人レッスン。名誉会長の目が別人になりました。


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(名誉会長の指導を受ける若松竜太)

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(右ストレートの体重移動を指導する名誉会長)

3月15日に試合を控える長井祐太と若松竜太はもちろん、2月15日には必勝をかけたデビュー4戦目の金亨俊も名誉会長の愛弟子です。来日直後で中学校2年生だった金は毎日毎日名誉会長の指導を受けていました。

その彼も今や大学生。体も大きく力強くなってきました。名誉会長に次戦の必勝を誓いました。

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集合写真。前列左から歌川善介(アドバイザー。元OBFフェザー級王者。)、金亨俊(Sフライ級)、私、名誉会長、三好渥義会長(UNITEDジム)、若松竜太(バンタム級)、後列左から飛高政幸(トレーナー)、長井祐太(フェザー級)



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極東拳時代からの盟友、三好渥義会長とツーショット。名誉会長とのよしみで若松竜太を見てくれています。

第2回日比対決(FIL-JAPAN BOXING FESTIVAL)

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昨年の3月に開催された『FIL-JAPAN BOXING FESTIVAL』の第2回目が3月15日後楽園ホール開催で決まりました。


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今回はメインでライト級の若手ホープ、斉藤司選手(三谷大和ジム)がフィリピンのジョー・マグシャン選手とタイトルマッチを行い、セミファイナルでは我が勝又ジムの長男、長井祐太がフィリピンのレイモンド・セルモナとノンタイトル8回戦を戦います。


メインのWBCユース世界タイトルマッチでは、WBC副会長で、ユース委員長のレックス・ウォーカー氏がスーパーバイザーとして臨席される予定です。

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(WBCユース世界ライト級王者・斉藤司)

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(挑戦者、ジョー・マグシャン)

日本ではなかなかそのプログラムの意義が理解されていませんが、ユースタイトルは決して興行用の飾り冠ではありません。

世界各地に埋もれている若い才能を超特急で世界の舞台に上げるためのプログラムです。

18歳以上24歳未満で、10戦以上の戦績があり、50%以上の勝率の相手との勝率が85%以上あり、少なくとも2戦以上の8回戦を経験している選手に挑戦資格が与えられます。(オリンピックのメダリストは別基準)

こうした若年のスター選手の卵にベルトを与え、WBC世界チャンピオン委員会の3分の2の賛成で世界選手権の資格が与えられます。つまり、ランキングの停滞による若年選手のスター性低下を防ぐために採用された制度なのです。

私は、このプログラムを大変素晴らしいものであると考え、その普及に微力を尽くしたいと思います。

今回、斉藤選手が対戦するのはフィリピンのジョー・マグシャン選手。昨年、斉藤選手の防衛戦のセミで、内藤律樹選手と戦い2ラウンドTKO負けを喫してしまいましたが、パンチ力のあるなかなか強い選手です。斉藤選手は残念ながら過去2回の対戦相手が必ずしも強くなかったために誤解を受けているきらいがありますが、今回の防衛戦で次のステップへのチャンスをつかむものと思われます。対するマグシャン選手も、今回のタイトルマッチで世界ランク入りを目指しています。


我が長井祐太が出場するセミファイナルも、「老練の長井か、若さのセルモナか」で注目される好カードです。

一昨年の対芹江戦敗退後、長い雌伏の時間を経て、昨年11月の再起戦で生まれ変わった長井は再起2戦目を迎えました。

今回の相手は、レイモンド・セルモナ。“フォアマン”のニックネームを持つ新進気鋭の強打者。現在ルソン島王者。再起2戦目の相手として不足はありません。

どうか、ご期待ください。


そのほかにも、日比友好親善にふさわしい企画をご用意していますので、適宜お知らせいたします。


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PACIFIC BOXING SHOWDOWN IN CAMP ZAMA VOL.II

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1か月以上もご無沙汰していました。

この1ヶ月間、あまりに多くのことがあったために、何から書いてよいのか判りませんが、今日はいよいよ1か月後に控えた「PACIFIC BOXING SHOWDOWN IN CAMP ZAMA VOL.II」について」お知らせします。

既に、ご存知の方も多いとは思いますが、4月6日に在日米陸軍キャンプ座間におきまして、第2回目の基地内公式興行を開催することになりました。

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(アーミーっぽさをポスターにも)

試合内容その他の詳細はオフィシャルサイト

https://sites.google.com/site/pacificboxingcampzama2/

でもご覧いただけますが、今日は簡単にイベントの内容をお知らせいたします。

この興行は、一昨年の9月18日に世界初の米軍基地内タイトルマッチとして開催された「PACIFIC BOXING SHOWDOWN IN CAMP ZAMA」同様、日米の相互理解と友好親善を目的としています。

2年前に比べて、東アジアの政治的・軍事的緊張は一段と高まっているといえますが、米国と同盟を結ぶ我が国にとって日米の協調は非常に重要な価値観のひとつでありましょう。


したがって、私たちの先輩方が昭和30年代に東亜の反共同盟諸国が友好を深めることに貢献したOBF(東洋ボクシング連盟:現OPBF)チャンピオンカーニバルと同じように、ボクシングというグローバル競技を通じて太平洋諸国の結束を固めることは我が国の国益にとって大変意義深いものであると信じています。

さて、難しいことは措くとしても、このたびのイベントは大変興味深い内容になっています。

まずは、「CHARLIE IS BACK IN ZAMA」のキャッチフレーズで行われる八王子中屋ジムのチャーリー太田選手がアメリカからの帰朝第1戦として指名挑戦者と対戦します。

次に、「スペシャル・カード」として、先般の角海老宝石ジムの興行でリングガールを務めたスーパーモデルの高野人母美(ともみ)選手が、アルファジムの渡部澄子選手とデビュー対決を戦います。

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(高野人母美選手)

アンダーカードは、我が勝又ジムの関本純太が韓国第5位のハン・トクソ選手と戦います。前回の座間では涙のTKO負けを喫した関本が、再起をかけて雪辱に挑みます。

昨年の沖縄興行でWBOバンタム級第2位の強豪を見事KOにしとめ今後が期待されたいたウォーズ・カツマタが休養中のため、期待の新人がリングに上がります。
ジョビー・カツマタ(本名:JOVYLITO ALIGARBES)です。ジョビ―は比国アマチュア金メダリストで、8戦7勝、目下4連勝中の19歳。日本での活躍が期待されます。

あと一カ月後に迫った大イベント。全力を尽くして成功に導きます。

応援よろしくお願いします。

きよし師匠

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勝又ジムを応援してくれているツービートのビートつよし師匠が横浜・関内で鉄板焼きのお店を開いたので、お祝いに行ってきました。

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きよし師匠はどちらかというとプロレスとのお付き合いが深かったそうなのですが、これからは勝又ジム、そしてボクシング界を応援していただけるそうです。

ツービートといえば、我々の時代、一世を風靡した漫才コンビで、今もってビートたけし師匠との漫才の衝撃を忘れることはできません。

漫才はどちらかというと、関西弁で古典的な笑いをとるというイメージが強かった時代に、チャキチャキの芸風で世の中の権威をぶっ壊す勢いは少年時代の私にも大きな影響を与えました。


ビートたけし師匠は、ボクシング・ファンとしても有名で、勝又行雄名誉会長と高山一夫さんとの第4戦を戦後の「ベスト・バウト」とたたえてくれていて、私の初めての興行では素晴らしいメッセージを送ってくれました。

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(ビートたけし師匠のメッセージ)


本当に縁というものは不思議なものです。私から日比友好親善の活動をしていることを知って、地元横浜と姉妹都市になっているマニラにちなんで、「日比のスターを集めて年末にカウントダウン・イベントをやりたいねぇ。そこでボクシングを一緒に開催したら?」という話になりました。ボクシングブームに沸くフィリピンの新しい英雄、ノニート・ドナイレ選手は大の歌好き。来てくれればいいなぁ、と思っています。

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3月15日に後楽園ホールで開催される「ファイティング・ビーVol.4 第2回日比対決」で我らがニュー・アイドル、高野人母美選手がラウンドガールをつとめてくれることになりました。


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(高野人母美選手)

御礼。そして宣伝。

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先日の日比対決、「FIL-JAPAN BOXING FESTIVAL」には、皆様のご支援ご協力を賜りまして、大盛況のうちに無事終了することが出来ました。

ご観戦いただいたファンの皆様、そして関係者の皆様、心から厚く御礼申し上げます。

また、御礼が遅くなったことを深くお詫びします。本来ならば、翌日にもご挨拶をしなければならなかったのですが、この大事な時に体調を崩してしまいました。

日頃、試合前に風邪をひいている選手たちに「たるんでるからだぁ!」などと雷を落としながら、咳きと鼻水に悩まされながら「花粉、花粉。。。」などとごまかしているわけにもいかず、全く面目のない限りです。

試合結果の方は、ご存じのとおり“長男”長井祐太が壮絶な打撃戦の後、1-1のドロー。そして、私がこよなく愛する若松竜太が、完璧なTKOで見事勝利となりました。これで、若松は晴れてA級ボクサーです。

B級になってから、なかなか2勝目が掴めなかった若松。彼のがんばりと、ひたむきな姿勢は、必ずや人生の大金星になって結実すると考えます。

竜太、おめでとう!

長井祐太、関本純太、若松竜太。勝又ジムの「サンタ(3太)」がようやくA級に揃いました。7月11日の後楽園興行では、「サンタがホールにやってくる!」と寒いテーマでいきたいとおもいます(笑)




若松の雄姿です!



さて、キャンプ座間の興行もいよいよ近づいてきました。出場各選手は試合に向けて練習に勤しんでいることと思いますが、我が勝又ジムの新兵器、ジョビー・カツマタも先日来日して、協栄ジムへ出げいこにお邪魔しています。


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(歌川善介さんとともに)

先日は、WBCスーパーフライ級チャンピオンの佐藤洋太選手に胸を借りて、世界のレベルを体験させました。



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(佐藤選手とのスパー)



話は変わりますが、先日の興行でウルトラセクシーなラウンドガールをつとめてくれた、山上ジムの高野人母美(ひとみ)選手の人気は、本当に驚きです。

前評判の高まりを不安視する人も少なくありませんが、キャンプ座間でのデビュー戦では日本テレビの「NEXT」「ZIP」、TBSの「朝、ずばっ!」、フジテレビの「すぽると!」、読売テレビの「大阪ほんわかテレビ」が取材に来ます。これほどのTV局が米軍基地の中に入るのはおそらく初めてではないでしょうか?

こうしたことが、独り彼女の売り出しとなるばかりではなく、この興行の目的である日米の友好と相互理解に大きく貢献するものと考えています。



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その意味では高野選手が出場してくれることは、私にとっても実にありがたいことでありますので、出来る限りの応援をさせていただきたいと思います。
このたびの出場にご理解をいただいた山上会長を始め、関係者各位に厚く御礼申し上げます。

ジョビー・カツマタ

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勝又ジムの新兵器、ジョビー・カツマタが来日してから今日で10日です。

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19歳の少年で、今回が初めての渡航。やっぱりホームシックになっているようです。

ジョビーはアマチュアで好成績をおさめてプロに転向してから、今回で9戦目。これまではプロといってもミンダナオの田舎なので、なかなかチャンスが来なかったという。

今回は3年の契約で勝又ジムの選手となって、4月6日にはキャンプ座間で日本デビューの試合を行います。

ジョビーの相手となるのは、昨年の東日本新人王の久野伸弘選手です。久野選手は、全日本で惜敗したものの、その実力はだれもが認めるものです。

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(久野伸弘選手)

8回戦2回、10回戦を2回と4連勝中のジョビーは、8回戦での日本デビューが好ましいのですが、対戦相手として予定していたコーチ義人選手が交通事故に遭ったために試合に出られなくなってしまったのです。

本来、スーパーフライの選手であるジョビーにとって、スーパーバンタムでの戦いは未知の領域ですが、「試合で見せます」としか言わないところをみると、深く秘めているものがあると感じます。

彼にとっても、この試合が今後の展開にとって非常に重要な位置を占めていますので、ただ勝つだけではなく、誰もが納得するような試合を見せる必要があります。


御礼ならびに試合結果

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在日米陸軍のご協力を得て開催された「PACIFIC BOXING SHOWDOWN IN CAMP ZAMA VOL.II」は、4000人の観衆を集めて、大盛況のうちに閉幕しました。

雨の中、会場へ駆けつけていただいたファンの皆様、そして今回のイベントを成功に導いてくださった関係者の方々、本当にありがとうございます。心から御礼申し上げます。

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(「桜まつり」のメイン通りには特設入場門)

 
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(開会式)

 
今回の企画は、昨年の沖縄以降から具体化していましたが、今年になってもメインのOPBFタイトルマッチのカードが決まらず、かなり難航しました。チャーリー太田選手の対戦相手が決まったのは3月に入ってから。

いまだから言えますが、ポスターを印刷する段階で、まだ相手が決まっていませんでした。国際マッチメーカーのジョー小泉氏のご尽力で対戦相手が決まったのが3月6日で、そこから航空券の手配その他の手続きが終わったのは、3月も中旬になってからのことでした。


そんなこんなでメインが難航している間に、山上ジムのスーパー・ヒロイン、高野ともみ選手が出場してくれることになり、興行の大きな目玉が出来ました。

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(デビュー戦を見事KOでかざった新星、高野ともみ選手の勝ち名乗り)

 
当日の模様はアスリートジャポンがライブ配信してくれ、2400ビューを記録しました。

やはり、「高野効果」は高く、民放TV各局をはじめ多くのメディアが今回のイベントを取り上げてくれました。

「一人でも多く生のボクシングをみてもらいたい。」「日米の友好親善に役立つことをしたい。」という思いが、このイベントを実現させる原動力になってきました。

本来、私のような小さなボクシングジムの会長が手を出すようなテーマではないのかもしれませんが、「俺がやらねば誰がやる」の意気込みでやってきました。

その結果、OPBFのタイトルマッチを4000人の観客が楽しんでくれました。

プロボクシングの持つ大きな力を実感した1日でした。


基地司令官の将軍をはじめ、多くの軍関係者が今回の成功を喜んでくれました。また来年も、「桜まつり」の注目イベントとして、日米のボクシングファンに好カードを提供しようと思います。



試合結果は、次の通りです。

【メイン】
OPBFスーパーウェルター級タイトルマッチ
○チャーリー太田(八王子中屋)vs郭京錫(韓国)
12R 判定(3-0)

【スペシャルカード】
女子スーパーフライ級4R
○高野人母美(山上)vs大空ヒカル(アルファ)
1R 32秒TKO

【セミ①】
59.0kg契約 8R
○関本純太(勝又)vs ハン・イクスー(韓国)
6R 1分53秒TKO

【セミ②】
スーパーバンタム級 6R
ジョビ―・カツマタ(勝又)vs○久野伸弘(オサム)
4R 2分10秒TKO

【アンダーカード】
54.5kg契約 6R
○鈴木悠介(八王子中屋)vs澤田京介(JBスポーツ)
判定 3-0

ミドル級 4R
○金子直也(山上)vs古川善広(三谷大和)
1R 2分22秒KO


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(左から、MWRチーフ、私、ジョー小泉氏)

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(ビートきよし師匠、岩本恭生師匠も駆けつけてくれました)

打ち上げ

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先週の土曜日、先日キャンプ座間で行われた「PACIFIC BOXING SHOWDOWN IN CAMP ZAMA VOL.II」の無事終了を祝して、ジムで打ち上げの会を開きました。


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座間興行でお世話になった各ジムの皆様をはじめ、ボクシング・ファンの方々、勝又ジムの仲間たち、後援会の皆さま、またはるばる遠方から駆けつけてくれた多くの友人・知人の皆さんが、興行の成功を祝って遅くまで歓談してくれました。

今回の打ち上げ、ジムにめいめいが持ち寄って楽しむPTP(TPPではない)方式でやりましたが、みんなが沢山持ってきてくれたおかげで飲み物も食べ物も溢れんばかり。

結局、最後は夜中の3時まで飲み続けて、気がついたときには総員4人。中〆もしないでダメな会長でした。

翌日はお決まりの二日酔い。。。



今回の座間興行は2度目ということもあり、ようやくその趣旨も理解されてきました。


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どちらかというと、米軍に対して批判的である朝日新聞も地域版とは言え、こんなに大きく取り上げてくれました。




また、今回【スペシャル・カード】で見事なKOシーンを披露してくれたカリスマ・モデルの高野ともみ選手が出場してくれたおかげで、民放各局が基地内にカメラを持ち込んでイベントの様子を報じてくれました。

おそらく、これだけのTV局が米軍基地内に入って好意的報道をしたのは、我が国ではそうなかったことだと思います。その意味でも、高野選手には大変感謝しています。

ともあれ、4,000人もの観衆がボクシングを楽しんだ今回のイベントは、日米友好親善・相互理解とプロボクシングの普及という目的に一歩近づけたのではないかと思います。


もちろん、今回も多くの点で反省点や改善点はありました。今後そうした点を正しながらこのイベントを全国規模で拡げていけたらと考えています。



打ち上げに先立ち、高野選手が出稽古で勝又ジムで練習をしてくれました。


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高野選手、試合ではわずか30数秒で終わってしまったので、その実力がイマイチPRされませんでしたが、勝又ジムでのミット打ちでその強さが明らかになりました。

パンチが凄いのです。男子並みです。ミットを受けたサンチャゴ・トレーナーも「すごい!世界チャンピオンになれる器だ」と太鼓判。

天はニ物を与えずといいますが、彼女の強靭な闘争心と合わせて、心技体の三点セットがそろった稀代のスパースター候補です。


土曜日の打ち上げの話題が遅れて、昨日の「怪物」伝説の話題にも触れられませんでした。

八重樫選手の世界奪取、そして昨日の井上選手の試合。ボクシング界が熱くなってきています。

WBA タイトルマッチ

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ご招待を受けて、ワタナベジム主催の「ゴールデンウィーク“W世界タイトルマッチ”」に行ってきました。

“KOダイナマイト”ことWBAスーパーフェザー級王者、内山高志選手の7度目の防衛戦、そして前回素晴らしいKOで“日本人キラー”テーパリット・ゴーギャットジム選手から王座を奪った河野公平選手の王座統一戦です。

会場は前回と同じ大田区総合体育館。ボクシング会場として、とても素晴らしい施設です。満員の観客が声援する中、ゴールデンウィーク最終日の大イベントは開催されました。

二試合とも素晴らしい内容で、内山選手は安定感抜群の試合運び。ハッ!と思わせる左ボディーで鮮やかなKO勝ち。

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(KOダイナマイト炸裂!)

河野選手は2-0の判定で惜敗。負けたとはいえ、1回ずつダウンを奪いあう打撃戦は、まさに王座統一戦にふさわしいものでした。

スーパーフライは、先日WBCの佐藤選手がタイでの防衛戦に敗れているので、何としても河野選手に勝ってもらいたいと思っていました。

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(勝利の女神はソリスにほほ笑んだ)

一昨年の8月に清水選手が大方の予想に反して強豪カサレス選手から奪ったWBAスーパーフライ級タイトル。その後、世間を巻き込んだ「休養王者」問題を経て実施された亀田vsテーパリット戦と清水選手の復帰統一戦での敗北。

私も関係者の一人として、この階級には特別な思いがあります。今回、ソリス選手が王座を統一したことにより、ますます興味深い展開になることが予想されます。

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(ソリス選手のマネージャーであるマニュエル・バレイロ氏と)

7月23日

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お知らせです。

来る7月23日に後楽園ホールで勝又ジム主催の興行を開催します。

当初、若松竜太がA級になったので、長井祐太、関本純太、若松竜太の3太の出場ということで、「サンタ(3太)が夏にやってくる」というキャッチフレーズを考えていたのですが、事情で関本が出場しない(この記事の終わりに説明します)ことになり、このぶっ飛んだキャッチュフレーズはお蔵入りとなりました。


さて、今回の興行の組み合わせを発表します。(確定分です。)

メインは8回戦ノンタイトル4試合です。

①わが勝又ジムの“長男”長井祐太です。対戦相手はフェザー級ランカー。選手名の発表はもう少し時間をください。

②船橋ドラゴンジムの名雪貴久選手が、本多ジムの伊藤健剛選手と。

③フィリピンからは新進気鋭のレネ・ラックウェル選手。対戦相手は、現在交渉中です。

④ジョビ―・カツマタ(勝又)前回座間での敗戦の雪辱です。船橋ドラゴンジムの中井雄規選手と対戦です。

アンダーカードは、6回戦1試合、4回戦3試合です。

[6回戦]
若松竜太が出場します。相手は交渉中。追ってお知らせします。

[4回戦]
①佐藤陽亮(勝又)vs清水海至(角海老宝石)
②立山翔吾(E&Jカシアス)vs甲斐隼人(鉄拳8)
③上町 大(E&Jカシアス)vs藤山健二(船橋ドラゴン)

皆さん、応援お願いします!



※関本純太は、東京ビッグサイトで行われるWBA世界バンタム級タイトルマッチのアンダーカードとして、角海老宝石ジムの森田大介選手と8回戦を戦います。

ボクシングの日

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チョット旧聞に属しますが、5月19日に行われた日本プロボクシング協会主催の「ボクシングの日」のイベントに行ってきました。

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この日は、昭和27年に日本初の世界チャンピオンが生まれた日です。この年の4月にサンフランシスコ条約によって我が国は主権を回復したばかりで、GHQの主導で企画されたこの世紀のイベントは、我が国が西側陣営の一員として国際再デビューを果たしたことを世界に示した意義深いものです。

つまり、この「ボクシングの日」は、独り我がボクシング界にとってのみの特別な日なのではなく、終戦の壊滅的状況から僅か7年にして立ち直った我が国の再生の証として世界にその存在を闡明した国民の記念日なのです。

戦前まで「毛唐のケンカ技」と揶揄されていたボクシングが、新生日本の国民精神を高揚させ、西側陣営の一員としての地位を高めるための重責を担った一瞬だといっても過言ではありません。


話が大きくなりすぎましたが、先日、政府主催で「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」が挙行されました。その意義を再確認する意味でも私たちの「ボクシングの日」も、ボクシングの持つ重要な役割に思いを馳せなければならないのではないかと思ったのです。


イベントは今年で4回目。今年は日曜日だったこともあり、歴代のチャンピオンの姿を一目見ようと多くのボクシングファンがつめかけました。

また、“モンスター”の異名をほしいままにする大橋ジムの井上尚弥選手、そして女子ボクシング界の新星、山上ジムの“現役モデル・ボクサー”高野人母美選手によるトークショーは、歴代選手の登場に勝るとも劣らぬ熱気で盛り上がりました。


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(上海のミスコンで見事ダブル入賞した高野選手は、羽田空港から駆けつけ、衣装のままリングに上がった)

第1回目のイベントではチャーリー太田選手が公式戦を戦い、重量級の魅力を披露しましたが、ファンの皆さんが“あっ”と息をのむような公式戦を来年は組み入れてほしいと思います。


イベントが終わってから、控室で記念撮影。高野選手からお土産をいただきました。

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(大橋会長、高野選手、私。顔が小さい、背が高い。)

私はビジュアル系ではないので見てくれの醜さは勘弁していただくとしても、高野選手、何度見ても美しい。普段は威厳たっぷりの大橋会長も目じりが。。。


沖縄興行で実行委員長を務めていただいた“元祖・沖縄の星”上原康恒チャンピオンのお誘いで、砂町の「炭火焼鳥・鳥味」で一杯。この店は“とかちゃん”こと渡嘉敷ジムの渡嘉敷勝男会長の弟さんが経営する美味しい焼鳥屋さんです。

一力ジムの小林一会長、三浦スタジオの三浦国宏会長をはじめ、ボクシングを愛する有志によるドンチャン騒ぎの会でした。

渡嘉敷会長も一足遅れて到着。お酒を一滴も飲まずに最後までお付き合いいただきました。

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(酔っ払い相手にポーズまでしてくれました)


我が勝又ジムからは長沢正樹が参戦。錦糸町のフィリピン・パブ(ファイナル・イベント)まで付き合ってくれました。(長沢、ありがとう!)


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(「鳥味」の前で集合写真。一番バカっぽい顔をしてるのが私。)

怒涛の週末、そして日曜日。

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今週は、7月の興行のマッチメークをはじめ、かなりハードな毎日が続いていましたが、週末はさらに拍車がかかりました。

先ず金曜日。友人のダニーさんの誕生パーティーがあり、お宅にお邪魔して楽しいひと時を過ごしました。

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(左から、勝又ジムの加藤マネージャー、ダニーさん、私)

ダニーさんは、米海軍施設のニューサンノー・ホテルに勤務するフィリピン人で、わが勝又プロモーションのパートナー、ワールド・コム・ジャパンのルイーサ社長の旦那さんです。

家が近所であることから、家族ぐるみのお付き合いをさせてもらっています。


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(テーブル一杯に並んだフィリピン料理)

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(シンセサイザー奏者の伴奏で“オンリー・ユー”をプレゼント)

参加者は半ば強制的に持ち歌の披露。ベタですが、私は二人の末永い幸せを祈ってプラターズの「オンリー・ユー」を歌いました。チークを踊った後、お姫様だっこで「チュ!」。ごちそうさまでしたぁ~。

12時までドンチャン騒ぎをして、2次会は小岩の「ピアジェ」で。この店は私の古い知人O氏が経営するフィリピン・バンドのライブハウスです。このコンセプトで20年以上も続いています。フィリピン・パブが入管の規制で少なくなったため、一時ほどの賑わいはなくなりましたが、こうして長い間同じコンセプトで続けていけるということは素晴らしいことだと思います。

朝6時帰宅。テキーラを飲みすぎました。


翌土曜日。二日酔いのつらい目ざめに打ち勝って、後援者の一人であるB建設へ。前からお願いしている件で打ち合わせ。こうした地元の方々の強力な力添えで勝又ジムは運営されているのです。

打ち合わせの途中で、公私ともどもお世話になっている山川豊さんから電話が入り、「夕方そっちへ向かいます」とのこと。売り出し中の源大輝選手(ワタナベ)を連れてスパーリングに来てくれました。源選手は昨年2月に我が若松竜太と戦いました。この時は3回KOという結果に終わっていますが、最近上り調子の若松には近い将来雪辱の日がやって来るものと信じています。

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(右から、山川豊さん、サンチャゴ・トレーナー、私)

スパーリングの立ち合いもそこそこに一路六本木へ。高校時代の友人が西麻布でやっているカット・スタジオ「コレット」が開店9年目の記念日を迎えたので、来年の10周年を前に、有志が集まってお祝いの会を開きました。

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(高校時代の友人と。あの頃はみんな若かったのに。。。)

ここでも12時ぐらいまで呑んで、半分記憶喪失の状態の私を迎えに来てくれた友人に拉致されて西船橋へ。ルーマニア語の勉強に。。。こうして怒涛の週末は終わりました。

明けて日曜日。本来は自主トレの日なのですが、今日は相模原から「最強の15歳」元K-1選手のHIROYA君がこれまた「天才の16歳」ともいうべき弟と一緒に勝又ジムに出稽古に来てくれました。

HIROYA君は21歳、弟の啓太君は16歳。ともに力強い素晴らしいスパーリングを披露してくれました。藤本京太郎選手や土屋修平選手のようにキック・ボクシングから転向する選手も少なくない中、河部兄弟のような逸材がボクシング界に参入すれば、きっと世界レベルの大スターになるものと信じます。

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(左から若松竜太、佐藤陽亮、啓太君、HIROYA君、私)

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(お疲れ様でした。「小岩やぶ蕎麦」で記念撮影!)

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近況

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我が勝又ジムも7月23日の試合に向けて各選手が練習に励んでいます。

“フラッグシップ”長井祐太をはじめ、若松、ジョビー、佐藤。。。静岡に帰郷出稽古に行っている関本を含め、ジム内外でスパーリングに明け暮れています。


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(長井vs佐藤)

ここのところ長井は心身ともに充実していて、次戦での活躍が期待されるところです。



前回、まさかのTKO負けを喫してしまったジョビー・カツマタも敗戦後ひと月で体格も格段に向上しました。

先日から協栄ジムにお邪魔してSフェザー級1位の松崎博保選手に胸を借りて、サンチャゴトレーナーの“世界チャンピオン養成プログラム”に勤しみます。

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(協栄ジムでのジョビー)


7月の興行は日泰比の3カ国の選手が出場する元祖OBF(東洋ボクシング連盟=OPBFの前身)の枠組みを意識した“オリエンタル・ボクシング・ナイト”です。

勝又ジムの友好ジムであるUNITEDジムからも2名のフィリピン人ボクサーが出場する予定です。



この動画は元WBCインターナショナルSフライ級王者のライヤン・ビト(RYAN BITO)とジョビー・カツマタとのスパーリングの様子です。昨年2月に戸部洋平選手(三迫ジム)と戦ったのでご記憶の方も多いと思います。

ジョビーの調子も上がっているので、次戦の捲土重来が期待されます。


若松は初めての8回戦。タイのステープ・ソーポーロークルンテープ選手です。プロ戦績こそ1勝2敗ですが、WBO地域タイトルで12回戦を戦っていますし、ムエタイの経験も豊富です。初の8回戦の相手としては少々ハードかもしれませんが、今の若松ならやってくれると思います。

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(亀田ジムで大毅選手とのスパーリングに臨む若松竜太)

オリエンタル・ナイトにふさわしい熱戦を!

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ORIENTAL BOXING NIGHT <東洋拳闘家対決>

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ご無沙汰していました。すでに、FaceBookやTwitterでは先行して詳細をお知らせしていましたが、いよいよ7月23日の興行まで1か月を切りましたので、夏の勝又興行「ORIENTAL BOXING NIGHT」のご案内をしたいと思います。

今回の興行は、勝又ジムと友好関係にあるUNITEDジムとの共催で、武神音楽出版の協賛で開かれます。後援はデイリースポーツ社で、アスリートジャポンの協力を得て行われます。

勝又ジムの興行の特徴は興行ごとのテーマにあります。このたびは、日泰比の3カ国から選手が出場して「ORIENTAL BOXING NIGHT」を戦うことになりますが、なぜこの3カ国なのか?それが今回のポイントです。では簡単に説明をいたします。

いうまでもなく、日本・タイ・フィリピンの3カ国は、「ボクシングを通じて加盟国相互の親善と協力の確立」を目指して組織され、戦後の我が国のアジア外交に計り知れない貢献をした東洋ボクシング連盟(OBF、のちのOPBF)の原加盟国です。

JBC(日本ボクシングコミッション)第2代コミッショナーの真鍋八千代氏が「東洋ボクシング連盟の目的は、ボクシングを通じて東洋各国の友好、親善に寄与することにあります」と述べられたように、この歴史と権威の日本ボクシング界の原点に返って「東洋」の枠組みを再考すべく、このイベントは企画されました。

暑い夏の夜に、日泰比3カ国のボクサーたちよって繰り広げられる熱い戦いは、戦後の東洋民族の活躍の原点を今に再現するものです。

メインには、ベテラン長井祐太選手(勝又)とムエタイ出身の強豪アナンタチャイ選手(タイ)、昨年暮れに東洋選手権に挑んだ奈須勇樹選手(角海老宝石)と新進気鋭のレネ・ラッケル(比国)の2試合を予定しています。

イベントの様子は、Web放送局「アスリート・ジャポン」( http://www.athlete-japon.com/)にてライブ配信され、《東洋拳闘家対決》をアジア各国でも同時に楽しむことが出来ます。
 

EAT BULAGA!

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フィリピンの有力TV局GMAの看板番組「EAT BULAGA!」の公開収録が日比谷公会堂でありました。

GMAには、昨年3月の「日比対抗」の時に“英雄パッキアオ”のメッセージをご提供いただきましたが、このたびは35年もの間フィリピンのお茶の間の笑いを独占し続けている人気番組「EAT BULAGA!」を日比谷公会堂で収録するということで、在日のフィリピン人社会に熱狂をもたらしました。



今や上院議員となったティト・ソト、その弟の“BOSSING”ことヴィック・ソト、そしてジョーイ・デ・レオンのトリオは、フィリピン人にとって最もなじみ深い顔の一つだと思います。

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私も1990年代にフィリピン在住していたときには、毎日この番組を見ていたため、テーマソングで「イート、ブラガ♪♪」と無意識に唱和していました。

そんな、大イベントでしたが、主催者のワールドコム・ジャパンの格別の計らいで、わがジョビー・カツマタをステージで紹介する機会が与えられました。



突然の僥倖なので、私も含め準備不足のきらいは否めませんが、二千人近い同胞の前でシャドー・ボクシングを披露して喝采を浴びたことは、本人にとって大いに励みになったはずです。

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いよいよです。

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勝又ジム主催の「ORIENTAL BOXING NIGHT<東洋拳闘家対決>」が、いよいよ今日開催されます。

既に、招聘された6人の外国人選手も準備万端で、昨日の計量は参加選手全員、見事一発でパス。
健闘を誓い合いました。


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今回は既にお知らせしたとおり、日泰比3カ国の対抗戦で、それぞれ4人の選手が戦います。

タイ国選手団は、「戦友」の“バンコク愚連隊”こと原田一人氏が率いる3人の猛獣と1人の美女です。原田氏は、亀田大毅選手の対戦相手の公開練習の時に、取材で我が勝又ジムを訪問いただいてからのお付き合いです。今回を機に日本国内でも積極的に活躍されることを期待しています。

フィリピン選手団は、おなじみの勝又ジム所属の新鋭、ジョビー・カツマタ、そして元WBCインターナショナル王者でUNITEDジム所属のライアン・ビト選手、エロルデジムからは新進のレネ・ラケル選手、そして勝又ジムの新メンバー、ハニー・カツマタです。



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(ジョビーは船橋Dの中井選手と対戦)

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(角海老ジムの奈須勇樹選手とレネ・ダケル選手)

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(泰比美女対決!)

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(フラッシュ・エロルデの長男、義兄のベボット・エロルデと。)


会場の様子は、アスリートジャポンでライブ配信されます。今回は初めての試みで、天才「dj shu1」さんのMCで会場の雰囲気をお伝えします。

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さて、いよいよゴングです!
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